第11番目の【百年サナギ】

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第11番目の【百年サナギ】
一番大きな個体です。
体重:95g 身長:53m 横幅:35mm 厚み:35mm
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しっかりした厚みでずっしり。

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この子も百年眠るのです。

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お腹の中に命のウゴウゴを抱えています。
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百年後に羽化するという架空のサナギ。
外側は眠っている姿。
内側には力強い命があります。

百年サナギの外側をカタチづくるのは、
闇のせまってくる時の青みがかった黒っぽい色、森のこずえを抜けて来る光の緑、しっとりとした水場に染み出てくる落ち葉の黄色がかった茶色。

内側には萌え出た双葉や盛んにはびこる変形菌があり、白い謎の生き物がいます。
白い生き物の名前は「ウゴウゴ」
サナギの命を象徴する存在です。

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野や山で大型のサナギをみつけたら、
そおっとひろいあげ、手に乗せてみます。

手に乗せたその不思議な物体はほとんど動きません。
でもなにかそこからじわっと力を感じるのです。
見えない、ただ眠っているだけのような塊の中では、何かがおきていて、それが自分のてのひらに伝わってくるのです。
それは手のひらから蛹をとおして万物と繋がるような感覚をも呼び起こします。

【百年サナギ】は、そのような感覚をいつも傍らにおきたくて、生み出したものです。
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今回の寝床はクスノキ(楠)。
ここ和歌山はクスノキといえば大木が多く、南方熊楠の名前の由来になったクスノキもこの町に生えています。
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(今回も寝床を裏返して葉っぱをつけると、夢の中のいそのんの姿になります。)
寝床になったクスノキは、剪定で落とした幹から彫り出したもの。
特有のさわやかでいい匂いがするので、今回はしらきのままにしてあります。
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寝床に寝かしたところ。今回の寝床は大きめです。

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裏側にはサナギを立てるくぼみがついています。
立っていても寝ています。

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そして横にあるふし穴に双葉をかざることができます。

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いろんな角度で座らせたサナギをいろんな角度から見てください。

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あおむけにごろんを横から。

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うつぶせになって尾部から見たところ

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上から見たところ 
やっぱり寝ています。

尾部方向から光が入って、ある角度から見た時、首のあたりにきれいなペリドットグリーンが見えるのが、私のお気に入りポイントのひとつ。
残念ながらそれは写真では撮れませんでした。

中の世界も深くみてください。
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お腹側のウゴウゴ

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そして、背中側は森の下生えの中を覗き込んだ世界。

この子を次の担い手さんに託すのは、今月23日開催のグラス2Hを通して。
とうとうこの子は最後から2匹目の【百年サナギ】です。
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

今月もオークションまでの間、スタヂオiでのカエル星人のバタバタした奮闘を楽しんでください。
スタヂオi・・・http://iso.wcs.jp/

今月12月のトップページのおはなしにも11番目のこの子が登場しています。
トップページのおはなし・・・http://iso.cx/

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今月開催の企画
詳しい日程や開催サイトのご案内は、とりまとめてコチラで掲載しています。
gt.jpg・・・http://town.wcs.jp/
2020/12/30 20:23 Update
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