昨年10月頃、【菌糸の森のヤリイカさん】の一匹がいそのんちに里帰りしました。
落下して負傷したのだそうです。
![ke22_01_22a.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22a.jpg)
治療前の写真はオーナーさんにお借りしました
矢印の先が怪我の場所
拡大するとこんな感じ
![ke22_01_22b.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22b.jpg)
衝撃をエンペラで吸収したようです
![ke22_01_22c.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22c.jpg)
こちらもポチが欠けています。
さて、いそのんホスピタルの方針は、オーナーさんがこの子を見て再び喜べるようにすること。
この子に再び火を入れることはできないので(できないのです)他の方法で治療します。
![ke22_01_22d.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22d.jpg)
ヒビのないところまで彫り込むと、エンペラのあったところには、長方形のくぼみができた状態。
そんな感じでぴっかりスッキリ健康になりました。
次に、欠けた場所には新しいエンペラとポチを用意しましょう
今回は初の試みで、木製のエンペラをつけてやることにします。
![ke22_01_22e.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22e.jpg)
次に用意するのは削った足先のポチ跡のカバーと造形、そして義エンペラの飾りに使うための材料。
![ke22_01_22f.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22f.jpg)
陶器や磁気のお治しに使う金継ぎの技法からヒントを得た方法なのですが、私は漆でなくエポキシ系の2液混合タイプの接着剤を使います。
![ke22_01_22h.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22h.jpg)
完全に固まるまで数日、足先のポチはこんなふうにできました。
次の難問は木製の義エンペラとガラスに彫り込んだ窪みにしっかり接着することです。
この難問は、プラモデルで有名なタミヤさんのエポキシパテで解決することにします。
![ke22_01_22l.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22l.jpg)
エンペラはこんなふうにできました。
![ke22_01_22i.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22i.jpg)
エポシキパテのガラスとの接着性が悪いようならと、次のプランも考えていたのですが・・・なかなかしっかりしております。
気温が低いので、ゆっくり大事をとって約1ヶ月療養して・・・・
このたび退院となりました。
![ke22_01_22k.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22k.jpg)
![ke22_01_22g.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22g.jpg)
治療後、もし外れても、同じ様に再び治せるのでごあんしんください。
落下して負傷したのだそうです。
![ke22_01_22a.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22a.jpg)
治療前の写真はオーナーさんにお借りしました
矢印の先が怪我の場所
拡大するとこんな感じ
![ke22_01_22b.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22b.jpg)
衝撃をエンペラで吸収したようです
![ke22_01_22c.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22c.jpg)
こちらもポチが欠けています。
さて、いそのんホスピタルの方針は、オーナーさんがこの子を見て再び喜べるようにすること。
この子に再び火を入れることはできないので(できないのです)他の方法で治療します。
![ke22_01_22d.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22d.jpg)
ヒビのないところまで彫り込むと、エンペラのあったところには、長方形のくぼみができた状態。
そんな感じでぴっかりスッキリ健康になりました。
次に、欠けた場所には新しいエンペラとポチを用意しましょう
今回は初の試みで、木製のエンペラをつけてやることにします。
![ke22_01_22e.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22e.jpg)
次に用意するのは削った足先のポチ跡のカバーと造形、そして義エンペラの飾りに使うための材料。
![ke22_01_22f.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22f.jpg)
陶器や磁気のお治しに使う金継ぎの技法からヒントを得た方法なのですが、私は漆でなくエポキシ系の2液混合タイプの接着剤を使います。
![ke22_01_22h.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22h.jpg)
完全に固まるまで数日、足先のポチはこんなふうにできました。
次の難問は木製の義エンペラとガラスに彫り込んだ窪みにしっかり接着することです。
この難問は、プラモデルで有名なタミヤさんのエポキシパテで解決することにします。
![ke22_01_22l.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22l.jpg)
エンペラはこんなふうにできました。
![ke22_01_22i.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22i.jpg)
エポシキパテのガラスとの接着性が悪いようならと、次のプランも考えていたのですが・・・なかなかしっかりしております。
気温が低いので、ゆっくり大事をとって約1ヶ月療養して・・・・
このたび退院となりました。
![ke22_01_22k.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22k.jpg)
![ke22_01_22g.jpg](/kero/public/image/admin/202201/ke22_01_22g.jpg)
治療後、もし外れても、同じ様に再び治せるのでごあんしんください。