【ご近所さま(コトリ)】の世界

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【ご近所さま】(コトリ)

お天気の良い日、寒くて雪のちらつく日、少しくらい雨が降っている日、私はいつも屋外で朝ご飯や昼ご飯を食べます。
そのすぐそばの大きな樹のたくさん分かれた樹には、たくさんの種類のコトリたちが飛んできてとまります。
チチチチ、ジュッ!ジュッ!といつも賑やかな姿はとてもかわいい。
でも私が身動きをすると、一瞬で飛んでいってしまうのです。

足下でうっそうと茂っている冬イチゴの中からもゴソゴソと音がして、赤い宝石のような実を食べているようです。
どんなに熱心に食べていても、私が少しでも近づこうものならいっせいに飛び立ってしまうのです。

私は何もしないのに、なぜそんなに逃げる?
私は平和で友好的なんだから、そろそろ逃げなくていいと顔を覚えてくれないかなあ。
(スズメバチは覚えてくれているのに。。)

いつまで経ってもコトリたちは臆病な【ご近所さま】
またまたフユイチゴの草むらからあわてて逃げようとしたメジロ。

私は魔法使いになったつもりで、身の回りに棲むご近所さんをガラスという石の塊に変えていっています。
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逃げてしまったメジロは、ペリドットや翡翠の仲間のような緑の石に化けました。
始めは冷たいガラスという石はずっとにぎっていると暖かくなるのです。
2021/07/19 10:24 Update
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