さあ、カタツムリの話をしよう! その5

これで、あなたが出会うカタツムリが、
男の子なのか?女の子なのか?
大人なのか?こどもなのか?
もうわかっちゃいました。

そして・・・

みっつめ

カタツムリは遠くまで移動しません。
なので、その土地にはその土地だけで進化したカタツムリ群がいます。
あなたの家の近所でみかけるカタツムリはその地域だけに住む種類ということもありえます。

この3つのことを知っているだけで、カタツムリにであったとき嬉しくなっちゃいますね。

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一族郎党で先祖代々こちらにお住まい?
こちら新参者ですが、よろしくお願いいたします。
2025/12/04 10:34 Update

さあ、カタツムリの話をしよう! その4

ふたつめ

カタツムリを見つけたら、殻の入り口の形を見てみてください。
ほとんどの種類のカタツムリは、大人になると殻の口がそりかえります。

大人か子供かは、これでなんとなく見分けがつきます。
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2025/12/03 10:34 Update

さあ、カタツムリの話をしよう! その3

カタツムリが雨の時に活動的なのはほんとです。
雨が好きというより、湿気が好きで、お日様に照らされないことが好きみたいです。
だから雨上がりの夜なんかが最高に好きみたいです。

アジサイの上より、落ち葉の間、木の上、草の中、石垣の間の方がよくみつかります。

そしてカタツムリに出会った時、知っていたら楽しいことを3つ。

ひとつめ

カタツムリはどの子も女の子であり男の子です。
パートナーをみつけて2匹そろったら、お互いに精子の渡し合いっこしてふたりとも卵を産みます。
そして、お相手を探している時には、頭に王冠みたいなコブコブがありますke25_12_2a.jpg
2025/12/03 10:34 Update

さあ、カタツムリの話をしよう! その2

知ってるつもりのカタツムリ、それはほんとに梅雨時のアジサイに居るのでしょうか?
実は「菜の花と蝶」はほんとにほんとだけど、「梅とウグイス」はほんとでない。
日本中で知ってるようにみえることが、実は虚像だったりもします。
現実の梅の花にやって来るのはメジロです。

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ではカタツムリは?
2025/12/02 11:16 Update

さあ、カタツムリの話をしよう! その1

礒野がカタツムリに意識をむけるようになったのはほんの数年前。
きっかけをつくったのは今回お世話になるラセン館の主、革造形作家でありカタツムリ研究家でもある河野甲(コウノコウ)さん。
河野さんのあまりに楽しそうなカタツムリ愛に、ナニ?ナニ?と興味をそそられたのがはじまりでした。

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なんとなく良いイメージで、みんなが知っているカタツムリ。
デンデンムシという呼び方もいいですね。
マイマイと呼び方もかわいいです。
季節を表すイラストなどの「雨と雨傘とアジサイとカタツムリ」の組み合わせは「梅とウグイス」「菜の花と蝶」みたいにみんなの心にしっかりと根付いています。
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でも、これってほんとかな?
2025/12/02 11:16 Update
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