【虫草くん】掘り出し編

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地面から不思議なものが生えています。
いったいこれは何でしょう?
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草ではありません。
木でもありません。
生えてるものが何かわからない時には、土の中の虫から生えたキノコ「虫草」かもしれません。

つんつんさわってみると、みた目より硬い気がします。
ますます「虫草」の可能性が高まります。

「虫草」なら、根元に宿主となったかつての虫がついてるはずです。
ちぎらないように、こわさないように、そおっと掘っていってみます。

掘り上げた土の塊には白い菌糸がまわっています。
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これはやっぱり「虫草」にちがいありません。
そおっっと土くれを払い落としていくと、現れたのは宿主となった虫のすがた・・・。

【虫草くん】宿主編につづく・・・ーー>http://www.iso.cx/kero/0653 
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この【虫草くん】という作品はあの大作【ウゴウゴタケのコウイカさん】の中に居たウゴウゴタケの虫草を抜き出して、そのものだけで新しい意味を添えて誕生した作品です。
2022/03/18 20:11 Update

図録ができあがりました。

昨年1年間の作品製作を1冊にまとめた図録(写真集?)が完成しました。

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今回の副題は
「昼想夜夢八鰞 三千日」(ちゅうそうやむやう さんぜんにち)
見慣れないこの字「鰞」はイカです。

「昼想夜夢」とは
目が覚めている昼に思ったことを、夜に寝て夢に見ること。
副題全体の意味は内容を見てもらえれば、わかります。

今回は、作品写真に加え、「ヤムヤム果実のおはなし」が再編されて、切り絵といっしょに掲載されています。(全60ページ)

販売価格は1300円(税込み)
3月末までのあいだ、恒例のいそののゆるいお絵描きが、裏表紙についてきます。
そして同じく3月末までのあいだ、書籍全般送料無料です。
(同梱できる手ぬぐい2枚まで、などもこのさい送料無料になります)

ぜひご検討ください。

ご購入がはスタヂオiの「iTEM」からどうぞ。
item03.jpgーーー>http://iso.wcs.jp/item/index.html


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今月のグラス2Hオークションは終了しました。
みなさま、わくわくドキドキしていただけたでしょうか?
私はワクワクドキドキいたしました。
ご参加のみなさま、どうもありがとうございました。
来月の開催は3月22日です。
2022/02/23 21:20 Update

【八月の蛸】

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この作品【八月の蛸】は卵のお世話をするお母さん蛸が主人公。

岩陰に産みつけられた房状の卵を狙って、魚達が隙あらば!と寄ってきます。
ヒトも、そんな蛸さんに出逢ったら、ついそばまで潜っていってじっと見たくなります。
まわりに現れるものたちの興味や好奇心を計るように、じっとこちらを見つめるお母さん蛸の、身体が白っぽいのは警戒しているせい。
そして筋肉でもりあがった正面の足は、子供達を守るように海部分を抱きかかえています。


この個体の海中には、卵塊と、クラゲと、イソギンチャクやホヤのようなもの、などが棲んでいます。(isoのサインもあります)
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卵やクラゲやほかのいろいろは、八本足のあっちこっちの隙間から見ることができます。

卵塊は海の水の流れで揺れているようなイメージ。
そしてお母さん蛸から見えない後ろ側にはクラゲが1匹漂っています。
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暗いところで小さな懐中電灯などで光をとおしてやると、とおす場所によって、海中が青く染まります。
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右は光をとおしてやったところ

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この個体のぶら下げの重心は、頭部が上、足先が下。
私の手では、ぐっと握って、隙間から蛸さんが見えるくらいの大きさです。
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自画自賛ですが、とってもかわいいのです

佐竹ナマリガラスと金、銀箔を使用
isoのサイン入り(発見難易度はレベル2)
  
体重:54g 高さ:41mm 幅:30mm 奥行:29mm
2022/02/23 20:49 Update

グラス2Hオークションは【八月の蛸】

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今月のグラス2Hオークション、礒野からは
【八月の蛸】が登場
蛸って生き物は最高です。

今月のグラス2Hは22日開催。
主催のグラスタウンからちょっと変わったお楽しみも用意されているようです。
どうぞお楽しみくださいませ。

グラス2Hオークションーー>http://2h.wcs.jp/
エントリー中の【八月の蛸】ページから硝芸認証をクリックしていただくと、よりたくさんの写真と説明をごらんいただけます。

その他のエピソードなどのおはなしは、次回このページの記事でもご紹介します。
2022/04/22 20:18 Update

いそのんホスピタル

昨年10月頃、【菌糸の森のヤリイカさん】の一匹がいそのんちに里帰りしました。

落下して負傷したのだそうです。
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治療前の写真はオーナーさんにお借りしました

矢印の先が怪我の場所
拡大するとこんな感じ
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衝撃をエンペラで吸収したようです
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こちらもポチが欠けています。

さて、いそのんホスピタルの方針は、オーナーさんがこの子を見て再び喜べるようにすること。

この子に再び火を入れることはできないので(できないのです)他の方法で治療します。
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ヒビのないところまで彫り込むと、エンペラのあったところには、長方形のくぼみができた状態。
そんな感じでぴっかりスッキリ健康になりました。

次に、欠けた場所には新しいエンペラとポチを用意しましょう
今回は初の試みで、木製のエンペラをつけてやることにします。
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次に用意するのは削った足先のポチ跡のカバーと造形、そして義エンペラの飾りに使うための材料。
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陶器や磁気のお治しに使う金継ぎの技法からヒントを得た方法なのですが、私は漆でなくエポキシ系の2液混合タイプの接着剤を使います。
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完全に固まるまで数日、足先のポチはこんなふうにできました。

次の難問は木製の義エンペラとガラスに彫り込んだ窪みにしっかり接着することです。
この難問は、プラモデルで有名なタミヤさんのエポキシパテで解決することにします。
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エンペラはこんなふうにできました。
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エポシキパテのガラスとの接着性が悪いようならと、次のプランも考えていたのですが・・・なかなかしっかりしております。

気温が低いので、ゆっくり大事をとって約1ヶ月療養して・・・・
このたび退院となりました。
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治療後、もし外れても、同じ様に再び治せるのでごあんしんください。
2022/01/23 19:04 Update
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