とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

BODAIJU FESTA

会場はラマダホテル5F。50組のアーティストが客室を一つづつ与えられ、来場されるお客様をそれぞれに楽しませるという目的のもとに、お部屋の中に自分の世界をつくることになりました。

準備の様子をちょこっと紹介。

ディスプレイ用の小物をつくります。材料はバルサ。
絵描きさんの多いイベントということで、
ミニチュアの額をイメージした展示台をつくっています。

天気のいい日を選んで野外で材料集めです。
これはハラン。何に使うと思います?

そして松葉、クヌギの殻斗、黄色い落ち葉、
ドングリの殻斗なども集めました。
そして助っ人ふうちゃんとちょっと休憩。

松葉は束ねて、ざくざく切って、
コンパネでつくった箱の中に頭を上に、ぎっちり詰め込みます。

残った松葉も無駄にはしません。
こんどは断面を上にしてやっぱりぎっちり箱詰めです。

助っ人ふうちゃんが紅葉も持って来てくれて、

つくってくれたのが、これ。
黄色の落ち葉とあわせてこんなにかわいくなりました。

私はクヌギの実で、こんなのつくってみましたよ?
これ、ぢっと見てると気持ち悪くて気持ちいい。

他にもバルサと厚紙でお魚をつくったり、

以前コンパネでつくった樹を塗り直したり、

ホテルの灯りを飾るのも針金と障子紙でつくりました。

開場前のお部屋の様子

入り口から入ると

通路には樹、空には魚。

少し暗くなるといい感じ。

お部屋のデスクの上にも展示します。

灯りの周りにおさかなが隠れてます。

振り返ると、

入口側はこんなふう。

窓辺も

見てください。

この魚が泳いでいるのは

実は

ベッドの枕元。

作品を飾る台になっているのは、野山からやってきた植物達

松葉に

紅葉に

名前は知らない大きな樹から降って来た落ち葉。
キノコを飾るのにぴったり。

大きくなれないうちに樹から落ちたクヌギのドングリ

そして、束ねた松葉の断面

ハランは防腐作用があるからイカさんにぴったり。

カラフルな黄色は山の雑木の落ち葉。赤は紅葉。

開場後のお部屋の様子

お部屋を少し暗くしたりして、

来る人来る人に懐中電灯をお渡ししては、 とんぼ玉を手に取ってもらい、

ご自分で光をあてて、楽しんでいただきました。

終日満員御礼申し上げます。感謝 感謝。

オマケ

カーテンのところにこんな子が居たの、
皆さん気がついておられたでしょうか?