とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

【オオサンショウウオどぉん!】

山で鹿やカモシカにぱったりと出くわす。
こずえを見上げておもいもかけず、リスやムササビと目があう。
ヒトとして生まれて、ヒトとしての人生の途中で、他の生き物の暮らしと接触する、そんな瞬間があります。

その体験は、わきあがる相手に対する敬意といっしょになって、どぉん!と心に残っちゃう感動になる。
そんな遭遇の瞬間の喜びが、これからも私たちにたくさんありますように。

この作品のオオサンショウウオは同時に河岸の崖や河原の石のイメージでもあります。
そして背中には豊かな水をつくる山林の、ねじくれた樹々やツタをまといつかせています。
透明部分の水中には、元気に泳ぐサカナたちや川床の石ころ、なにかわからないけれど、 自然界のあちこちでみかけるぶつぶつやぐるぐるが隠れています。

【オオサンショウウオ どぉん!】の背中側には光を入れると、緑や青に透ける部分を作ってあります。
私はこれを「窓」と呼んでいます。
この窓と小さい懐中電灯による、ガラスならではの楽しみがあります。

光っているのが「緑の窓」

「緑の窓」から光を入れたところ

「青の窓」から光を入れたところ

紐通し穴から光を入れたところ

Copyright (C) Akiko Isono 2004